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XCMD⁄XFCN説明書
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vanilla説明書
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1996-08-26
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9KB
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174 lines
Vanilla XCMDは、スタックを利用する際、スタックウインドウの背後に表示されているファインダー画面などのスタック利用に不必要なものを隠すためのXCMDです。
背景が表示されていると不都合があるプレゼンテーションや、業務システムその他等で他のアプリケーションに移ると不都合な場合など、各種スタックに有効なものと思われます。
Vanilla XCMDは、落合 徹(ちゃい)が著作権を所有しています。自作のスタックなどに利用する場合は、当ドキュメントの「使用上の注意」の項を良く読んでからご使用ください。
なお、自作のスタック等にインストールする場合は、CitronをHomeスタックへインストールするか、ResEdit等のリソース関連ツールでVanilla XCMDをコピーしてください。
【Vanilla XCMD】(Version 1.42 CodeWarrior Gold9使用 1996/6)
0.更新履歴
(Version 1.42 CodeWarrior Gold9使用 1996/6)
Power Macintoshネイティブのバージョンも新たに作成
Citron添付用に、名称を今までのHideBackからVanillaに変更
(Version 1.40 THINK C 5.0.4使用 1993/9作成)
デスクトップパターンを使用できる様にした
PICT形式のファイル/リソース/クリップボードデータを使用できるようにした
'ppat'リソースを利用できるようにした
(Version 1.00 THINK C 5.0.4使用 1993/8作成)
初回バージョン
1.使い方
以下に使い方を紹介します。
・不用な部分を隠蔽する方法
Vanilla true,隠蔽方法指定子
Vanilla スタックウインドウ名,隠蔽方法指定子
もしくは
Vanilla on,隠蔽方法指定子
これでスタックのウインドウより後ろが隠れるはずです(HyperCardのパレットは残ります)。
スタックのウインドウ名を指定した場合は、指定した名称のスタックの後ろが隠れます。複数スタックを開いている時は、一番後ろのスタックの名前を渡して下さい。
存在しないスタックのウインドウ名を渡した場合は一番上のスタック(カレントスタック)名を用います。
隠蔽方法指定子は以下のものを指定できます。
(スクリプトフォーマットの'{}'はその括弧内の一つを選ぶ。'[]'は省略可能を示す)
・カラー
Vanilla {ture/on/スタック名},赤 [緑,青]
任意の色を指定できます。
赤, 緑,青を数字で指定します。
赤、緑、青の所にはそれぞれ0〜65535の値を入れます。
それぞれに0を入れれば背景は黒に、65535を入れれば白になります。
この際、赤だけ指定すれば、自動的に緑と青に赤と同じ値が採用されます。
例)背景を黒にしたい場合
Vanilla true,0
Vanilla true,0,0,0
(どちらでも同じ結果になります)
・PICT画像(ファイル指定)
Vanilla {ture/on/スタック名},file,PICTファイル格納パス [,dither]
ユーザーが用意した任意のPICTファイルを指定できます。
画像の大きさが全画面より小さい場合は、繰り返して(タイル状に)表示されます。
ditherオプションをつけると、PICTデータがディザー可能な場合は、フルカラー画面でなくてもディザリング処理を施した疑似フルカラー表示が可能です(但し、スピードが低下します)。
・PICT画像(リソース)
Vanilla {ture/on/スタック名},resource,PICTリソースID [,dither]
ユーザーがスタックにあらかじめインストールしておいた任意のPICTリソースを指定できます。
画像の大きさが全画面より小さい場合は、繰り返して(タイル状に)表示されます。
ditherオプションをつけると、PICTデータがディザー可能な場合は、フルカラー画面でなくてもディザリング処理を施した疑似フルカラー表示が可能です(但し、スピードが低下します)。
・PICT画像(クリップボード)
Vanilla {ture/on/スタック名},clip [,dither]
クリップボードに格納されているPICT画像を指定できます。
画像の大きさが全画面より小さい場合は、繰り返して(タイル状に)表示されます。
ditherオプションをつけると、PICTデータがディザー可能な場合は、フルカラー画面でなくてもディザリング処理を施した疑似フルカラー表示が可能です(但し、スピードが低下します)。
・デスクトップパターン
Vanilla {ture/on/スタック名},desktop
デスクトップに使用されているパターンを使用します(Systemファイルの'ppat'リソースID=16)。
・カラーパターン('ppat'リソース)
Vanilla {ture/on/スタック名},ppat,'ppat'リソースID
ユーザーがスタックにあらかじめインストールしておいた任意の'ppat'リソースを指定できます。
指定の'ppat'リソースが見つからない場合は'PAT 'リソースを使用します。
指定したIDのリソースが見つからない場合は、エラーを返さずに、灰色のパターンが作成されます。
それぞれの例は、サンプルスタックの各ボタン内のスクリプトを参考にして下さい。
第一パラメーターにonを使用したときは、背景部分をクリックするとビープ音が鳴るようになります。
・XCMDを終了する方法
Vanilla off
とするだけです。外部ウインドウが消去され、隠蔽していた部分が表示されます。
隠蔽指定、終了のどちらの場合も、以下のエラーが返される可能性があります。
Error:Missing parameters(コマンド、パラメーターが一つも指定されていない)
Error:Vanilla not available(Vanilla XCMDは現在使用されていない)
Error:Syntax invalid(文法エラー)
Error:Empty file name was given(ファイルパスが与えられていない)
Error:Can't open file(ファイルがオープンできなかった)
Error:Access trouble on file(ファイル構造に誤りがある。PICTファイルではない)
Error:Empty resource ID was given(リソースIDが与えられなかった)
Error:Can't find PICT from clipboard(クリップボードにPICTデータが無かった)
Error:Syntax error(文法エラー)
Error:Couldn't allocate storage for window variables(メモリーが確保できなかった)
Error:Couldn't create XWindow(外部ウインドウが作成できなかった)
XCMD内ではHideBackScreenという名前の外部ウインドウを作成しています。この名称を持ったPICTファイル等をPictureコマンド等で表示しないようにしてください。
2.XCMDバージョン
以下の方法で、Vanillaのバージョンを調べることができます。
Vanilla XCMDVersion
the resultによって以下の書式のメッセージが取り出せます。
Vanilla XCMD Version *.** by -Chai-
Vanilla XCMD PPCVersion *.** by -Chai- (Power Macintoshバージョンの場合)
4ワード目に必ずバージョンナンバー(*.**の部分)が格納されているので、チェックする場合はそれを対象にしてください。
3.Vanillaの使用上の注意
HideBack XCMD 1994 (C) Copyright ちゃい=Chai=
Vanilla XCMD 1996 (C) Copyright 落合 徹(ちゃい)
当パッケージを使用してトラブルが起こった際に、本項を読んでいないといった理由は一切受け付けることはできません。内容主旨を理解したうえでご使用ください。
再配付を行なう様な場合は許可を取ってください(店頭での配付や、他ネットでの配付も含む。有料・無料どちらの場合もお願いします)。
個人的使用、およびそれに準ずる範囲内を越えた利用の際は、次項の注意をよく理解した上で使用してください。
当パッケージを使ったことによって生じた直接、間接の損害については、権利者および配付者は一切の責を負わないこととします。あくまで使用者の責任の範囲で運用を行なってください。
4.XCMD/XFCNの使用上の注意
当XCMD/XFCNの著作権その他の権利は落合 徹(ちゃい)が所有しています。無断で外部使用することを禁じます。この項の説明はstart usingなどで間接的にXCMD/XFCNを使用する場合(Citronでの利用)も、同じ扱いとします。
Citronの登録ユーザーの方は、個人的使用、およびそれに準ずる範囲内で、自由にご使用ください。
PDSその他等で配付する場合は以下の通りとなります。いずれの場合も、配布者はCitronの登録ユーザーである必要があります。
・フリーウエアに収録して配付の場合は、原則的に無料で許可を出します。
・シェアウエアもしくはそれに準ずる形式の配付の場合は(あるいはフリーウエアでも有償にて配付する場合)、XCMD使用料(配付ソフト一種につき¥5000)をいただきます。
・業務目的で使用する場合、利益を生む配付(市販も含む)を行なう場合は別途ご相談ください。XCMD使用料およびライセンス料をいただきます。
・収録せずに利用する場合、すなわちstart using等でCitronに収録されたXCMD/XFCNを呼び出す場合は、上3項目に該当しません(つまり、無料ですし、連絡の必要もありません。Citronの登録ユーザーである必要はあります)。ただし、当然ながらXCMD/XFCNを使用するソフト(配布ソフト)のユーザーがCitronの登録ユーザーである必要があります。
・当XCMD/XFCNを収録したフリーウエア/シェアウエア(もしくはこれらに準ずる形式の配布形態)を雑誌等の媒体にて配布する場合、シェアウエアもしくはそれに準ずる形式の配付とみなして、配布ソフト作成者あるいは配布者(雑誌等の媒体)より、XCMD使用料(配付ソフト一種につき¥5000)をいただきます。ただし、シェアウエアもしくはそれに準ずる形式の配付として既にXCMD使用料をいただいている場合は、二重に支払う必要はありません。
連絡を取る場合は、2日〜1ヵ月の余裕をみておいてください。
無断使用が発覚した場合、賠償請求させていただくことがあります。
どの場合もドキュメント等に、以下の項目を記載してください。
文章スタイル等は変更なさってもかまいません。
・Vanilla XCMDの著作権その他の権利は落合 徹(ちゃい)(Nifty:QGA01617)が所有しています。
・Vanilla XCMDを自作スタック等に使用なさりたい場合は、Nifty-Serve FMACHYPよりCitronスタックを入手し、登録した上でご利用ください。
・Vanilla XCMDを使ったことによって生じた直接、間接の損害については、XCMD作者および配付者は一切の責を負わないこととします。あくまで使用者の責任の範囲で運用を行なってください。
・無断使用が発覚した場合、賠償請求させていただくことがあります。
動作チェック環境
漢字Talk 7.5.1,7.5.2
HyperCard 2.3J
QuickTime 2.0J,2.1J
Power Macintosh 8100/80AV,Macintosh LC630,Power Macintosh PowerBook 5300cs
漢字Talk7以降なら、動作するものと思われます。